アンゴラ・ザンビア・DRコンゴ：英Pensana社、Lobito回廊のクリティカルミネラル鉄道としての可能性を強調

　2023年2月13日付けメディアによると、英Pensana社は、アンゴラ、ザンビア、DRコンゴが、地域の資源の輸送方法を変える可能性のある貿易回廊を作るために大きな一歩を踏み出したと発表した。3か国の運輸大臣は、大西洋に面したアンゴラのLobito港と各国の鉱山を結ぶLobito回廊を共同で管理する協定に署名した。この回廊については2022年、ポルトガルのインフラグループMota-Engilが450mUS$でアップグレードのためにコンセッションを取得している。Lobito回廊はアンゴラを横断し、DRコンゴのKatanga州とザンビアのCopperbeltの鉱山地帯を結ぶ。Pensana社によれば、回廊に関する規制を調整しインフラを整備することで、3か国の内陸鉱山から港までの輸送が可能になり、輸送時間が数週間から数日に短縮される南部アフリカ開発共同体（SADC）は「Lobito回廊は、ザンビアとDRコンゴの輸出市場に向けた代替戦略ルートであり、これら2か国の主要鉱業地域を海につなぐ最短ルートを提供している」としている。Pensana社は、アンゴラのLongonjoレアアースプロジェクトを所有している。