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その他:国際銅協会、2050年までにScope 1及びScope 2のGHG排出量をネットゼロにするとのロードマップを公表
2023年3月7日付けのプレスリリースによると、国際銅協会(International Copper Association)は、メンバー企業が2050年までにScope 1及びScope 2のGHG排出量をネットゼロに、Scope 3のGHG排出量を大幅に削減するとのロードマップを公表した。このロードマップにおいては、メンバー企業はScope 1及びScope 2のGHG排出量については2030年までに30~40%、2040年までに70~80%削減し、Scope 3排出量のGHGについてはバリューチェーンのパートナーと協力して、2030年までに10%、2040年までに30~40%、2050年までに60~70%削減する。これにより、総GHG排出量は最大85%削減される。銅地金生産は、2018年に推定97百万tのCO2eq(二酸化炭素相当量)を排出しており、Scope 1が23%、Scope 2が46%、Scope 3が31%を占めていた。これは鉱業・金属部セクターの排出量の2%、人類の活動に伴う排出量の0.2%に相当する。
