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ボリビア:大統領、ボリビアの天然資源に対する米国の野心を批判
2023年3月21日付け政府系メディアによると、同月20日Arce大統領は、先住民女性組織の全国大会開会式で講演し、ボリビアのリチウム等天然資源に関する「外国の野心(ambiciones extranjeras)」を批判、具体的には、米国のRichardson南方軍司令官によるボリビアと中国企業との契約締結についての懸念のコメントを挙げ、それに対してボリビアは天然資源とその主権の保護に忠実であると断言した。また、Oruro県とPotosí県に2つのリチウム産業化プラントを設置し、そこから42以上の産業が生まれ、国民のための雇用が創出されると述べた。
なお、この経緯は、2023年3月8日、米国下院軍事委員会においてRichardson司令官は、アルゼンチン、ボリビア、チリで構成されるリチウム・トライアングルにおいて「敵対者(adversarios)がリチウムを盗んでいる」と警告した。米Giménez議員は、あまりにも長い間、我々は自らの裏庭(patio trasero)を放置してきた結果、米国の敵対者であるロシア、中国、イランが我々の地域に大きく侵入してしまったとコメントし、同議員と同司令官は、ラテンアメリカでボリビアが唯一、中国企業とリチウムの契約を締結した国であると指摘していた。


