閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト
2023年3月31日 バンクーバー 佐藤佑美

米:Jervois Global社、Idaho Cobalt Operations鉱山の最終建設を一時中断へ

 2023年3月29日付けプレスリリースによれば、豪Jervois Global社は米ID州Idaho Cobalt Operations鉱山(ICO)の最終建設を一時中断する。同社はその理由として、コバルト価格の低迷と米国内のインフレによる建設コストの圧迫を挙げており、相場が回復した段階で完工および商業生産を開始する予定であるという。
 地元メディアによると、直近のコバルト国際指標は15.20US$/lbとなっており、2022年3月25日に付けた37.40US$/lbから一転低迷している。同社は声明の中で、エネルギー・トランジションを背景に中期的には価格が持ち直すことに期待する旨コメントしている。
 ICOは2022年Q4にコバルト精鉱の商業生産を開始し、2023年Q1にはフル操業に移行する計画で、約30年ぶりに米国でコバルトが生産されると期待されていた。
 なお、ICOは国防生産法(Defense Production Act of 1950)のTitle IIIにより、米国防総省から15mUS$の補助金を受けることが見込まれているほか、資源量拡大に向けた試錐および精錬所の建設評価に向けて、インフレ抑制法(the Inflation Reduction Act)に基づく補助金プログラムの申請を行っている。

ページトップへ