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ニュース・フラッシュ

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2023年4月3日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:国会、PTFIに銅精鉱輸出の緩和を後押し

 2023年3月27日付け現地メディアによると、インドネシア国会(DPR)は銅精鉱の輸出禁止措置を緩和する解決策を模索する。現在、銅・金鉱山会社PT Freeport Indonesia(PTFI)は2023年6月10日まで、PTFIの銅精鉱輸出が許可されている。
 国会第7委員会のSugeng Suparwoto委員長によれば、PTFIが現在建設中の銅製錬所は、実際に建設が進められており、COVID-19のような不可抗力が原因で遅れているとした。
 PTFIが現在保有しているGrasberg銅・金鉱山の特別事業許可(IUPK)は、2018年12月21日に付与されてから5年間の2023年12月21日までである。他方で、現在建設中のManyar銅製錬所は、2023年までに建設が完了予定で、2024年5月に操業開始を見込んでいる。

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