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2023年4月25日 バンクーバー 佐藤すみれ

メキシコ:与党下院議員、鉱業法を含む複数改正案を提出、スピード可決

 2023年4月20日付けで、与党国家再生運動(Morena)所属の下院議員らは鉱業法を含む複数法の改正案を提出し、翌日明け方に過半数の賛成により承認された。この法案は、2023年3月にAndrés Manuel López Obrador(AMLO)大統領が提出した、鉱物資源採掘および水資源の規制に係る複数の法律改正案から一部変更されている(2023年3月31日付 ニュース・フラッシュ:AMLO大統領、鉱業権有効期間の大幅短縮を含む鉱業法等改正法案を提出、鉱物および水資源の規制強化へ参照)。AMLO大統領が提出した法案では、鉱業権の有効期間を現行法による50年から15年に短縮するところ、今回の法案では30年とされた。また、25年の延長を認めるほか、延長期間終了後は鉱業権者に同鉱区の入札参加資格を与え、さらに25年の延長を可能とすることで、有効期間は最大で80年となる(現行法では最大100年)。
 同月17日には、下院のManuel Rodríguezエネルギー委員長が2023年9月に開かれる次期通常会期に法案審議を持ち越す意向をコメントし、業界関係者らを招いた公聴会実施を検討していると明かしていたものの、その直後の新たな法案提出、スピード可決となった。これを受け鉱業界からは、上院での審議開始前に公聴会を開き、あらゆる関係者による幅広い議論と法案の分析に必要な時間を確保すべきとの強い要望が多数挙がっている。

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