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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2023年5月9日 リマ 初谷和則

ペルー:Buenaventura社、2023年第1四半期の決算、プロジェクト進捗状況を報告

 2023年5月2日付け現地報道によると、Buenaventura社のGarcia CEOは、2023年第1四半期における同社の総売上高は前年同期比20%減の186mUS$で、EBITDAは52mUS$(前年同期87mUS$)、純利益は73mUS$(同135mUS$)と減少した旨報告した。
 金生産量は前年比21%減の39千oz(約1,200kg)、銀も38%減産した一方、銅は7%増の29千t生産したことを明らかにした。これは2022年にLa Zanja金・銀鉱山やCoimolache金鉱山(共にCajamarca州)が生産を停止したことや、2023年2月に反政府デモの影響でJulcani銀鉱山(Huancavelica州)が10日間ほど一時操業停止したことが影響したと説明した。
 現在操業停止中のUchucchacua銀鉱山(Lima州)ではここ1年半の間に発見されたエリアで坑道を建設中であり、生産再開の許認可を取得し2023年10月頃に操業再開の見込みのほか、本鉱山の拡張案件であるYumpag銀プロジェクト(Pasco州)でも既にアクセス道やスロープ等の建設を進めており、同年5月には採鉱許認可の取得や高品位エリアでの坑道建設開始を見込んでいる。さらに2023年末にはUchucchacua銀鉱山、Yumpag銀プロジェクトの双方で操業を開始したい意向を明らかにした。
 Buenaventura社が権益61.43%を保有するEl Brocal社の生産状況については、坑内掘りのMarcapunta銅鉱山(Pasco州)では9,350t/日を採鉱し、露天掘りのTajo Norte銀・亜鉛・鉛鉱山(Pasco州)では2023年第3四半期までに1百万tの鉱石を集積し、2024年第1四半期までに選鉱処理を行う予定となっている。
 Yumpag銀プロジェクト(420mUS$)やSan Gabriel金プロジェクト(Moquegua州、470mUS$)の開発資金については、手持ちのキャッシュや地元銀行からの資金調達のほか、権益を保有するCerro Verde銅鉱山からの利益配当等を見込んでいると説明した。

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