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その他:INSGのニッケル需給予測、2023年は239千tの供給過剰
2023年4月24~25日、国際ニッケル研究会(INSG)がポルトガルLisbonで開催され、ニッケルの2022年需給実績及び2023年需給予測について協議が行われた。その結果、ニッケルの需給バランスについて、2022年は105千tの供給過剰、2023年は239千tの供給過剰と予測した。歴史的にニッケルの供給過剰はLMEのデリバラブル/クラスⅠニッケルとリンクしてきたが、2023年の供給過剰の原因は主にクラスⅡニッケルとニッケル化学品(主に硫酸ニッケル)であるとしている。
供給面では、一次ニッケル生産量は、2022年の3.060百万tから2023年は3.374百万tに増加すると予測した。インドネシアではニッケル銑鉄(NPI)生産が拡大を続ける一方で中国では減少するとともに、NPIからニッケルマットへの転換についても成長し、MHP(ニッケル・コバルト混合水酸化物)生産のHPALプラントが生産増強を続けているとしている。
需要面では、一次ニッケル消費量は、2022年の2.955百万tから2023年は3.134百万tに増加すると予測した。ステンレス部門は緩やかな増加にとどまる見込みである一方、EVバッテリー向けが増加しているという。


