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- 亜鉛
その他:ILZSGの亜鉛需給予測、2023年は45千tの供給不足
2023年4月26日、国際鉛亜鉛研究会(ILZSG)がポルトガルLisbonで開催され、亜鉛の2022年需給実績及び2023年需給予測について協議が行われた。その結果、亜鉛の需給バランスについて、2023年は45千tの供給不足と予測した。
供給面では、亜鉛鉱石生産量を、2022年の対前年比2.5%減から転じて、2023年は同3%増の12.86百万tと予測した。ブルキナファソ及びカナダでは生産減の見込みである一方、中国では1.5%の増加が見込まれるほか、欧州においてポルトガル、アイルランド、スウェーデン及びボスニアヘルツェゴビナで増加が見込まれる。
亜鉛地金生産量は、2022年の対前年比3.8%減から転じて、2023年は同3.1%増の13.76百万tと予測した。中国において4%と大幅な増加が見込まれるほか、豪州、カナダ、インド、カザフスタン及びメキシコにおいても増加が見込まれる。一方で日本及び韓国では減少が見込まれる。欧州では2022年にエネルギー価格の上昇により多くの製錬所が生産を削減したが、2023年には2.3%増と回復が見込まれる。
需要面では、亜鉛地金の消費量を、2022年の3.9%減ののち、2023年は2.1%増の13.80百万tと予測した。中国では2022年に4.9%と大幅な減ののち、2023年は2.1%の増加が見込まれる。インド、韓国、トルコ及び米国では増加が見込まれる一方で、欧州では0.5%減の見込みとなっている。


