豪：WA州政府、2023/24年度予算案において2.3bA$を主要送電網「South West Interconnected System」での蓄電施設配備に支出へ

　2023年5月11日付けの地元メディアによると、WA州政府は、2023/24年度予算案において2.3bA$を同州の主要送電網「South West Interconnected System（SWIS）」における蓄電施設の配備に支出する。これらの蓄電施設は2025年末までに操業が開始される見通しで、Collieの送電網に設置される施設では出力規模が最大4時間で約500MWと世界最大級となり、Kwinanaの送電網では出力規模が200MWの施設蓄電系統2（KBESS2）が設置されて既存蓄電施設Big Batteryを補完することになる。同政府は同予算案において、368mA$を風力発電施設に支出し、King Rocksにおける新発電所の建設や、豪Bright Energy Investments社がEneabba付近で操業するWarradarge発電所の拡大に割り当てるともしている。