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豪:連邦政府、国益となる重要テクノロジーのリストを更新、温室効果ガス排出削減やエネルギー貯留などの「クリーンエネルギー発電及び貯留技術」を追加
2023年5月19日付けのメディアによると、豪連邦政府は豪州の国益となる重要テクノロジーのリストを2021年版から更新し、「クリーンエネルギー発電及び貯留技術」を新たに追加した。同リストの2021年版は、「先進的な材料と製造」、「人工知能(AI)、コンピューター、通信」、「バイオ技術、遺伝子、ワクチン」、「エネルギーと環境」、「量子技術」、「センサー、タイミング、ナビゲーション」、「交通機関、ロボット工学、宇宙」の7分野における63種類の技術が対象とされていた。今回の最新版は、「センサー、タイミング、ナビゲーション」と「エネルギーと環境」の分野が除外され、新たに追加された「クリーンエネルギー発電及び貯留」の分野に、温室効果ガス(GHG)排出削減、先進的なエネルギー貯留、ワイヤレスエネルギー伝達、大規模な再生可能エネルギー発電、バイオ燃料などのGHG低排出燃料、小規模な環境発電(光、熱、振動、電波などの形態で周囲に存在エネルギーを電気エネルギーに変換して利用すること)のテクノロジーが含まれる。また、同リストの「先進的な材料と製造」の分野には2021年版と同様、「クリティカルミネラルの採取と加工」のテクノロジーが含まれている。
