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ニュース・フラッシュ

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その他
2023年6月1日 バンクーバー 武市知子

加:連邦政府とQC政府、米GM社と韓POSCO社が進めるCAM製造施設の開発に対して資金拠出を発表

 2023年5月29日付けのプレスリリースと現地報道によると、米General Motors(GM)社と韓POSCO Future M社が加QC州Bécancourで建設を進めるカソード活物質(CAM)製造施設の開発に、QC州政府と加連邦政府が資金拠出を行うことを発表した。QC州政府は152mC$相当の資金を融資し、10年以上雇用が維持されれば一部の返済は免除される。連邦政府は、Strategic Innovation FundのNet Zero Accelerator Initiativeを通じて最大147mC$を拠出する。
 同施設は2025年上期の生産開始を予定しており、カナダ国内で初のCAM製造施設となる。両社によるJV企業Ultium CAM社が同施設の運営を担い、約200名のフルタイム雇用の創出が期待されている。また同施設の建設費は600mC$以上が見込まれている。
 なお両社は2021年12月に、Posco社が過半数を出資してカソード材製造工場を建設するためJVを形成する拘束力のないタームシートに合意している(2021年12月3日付 ニュース・フラッシュ:General Motors社と韓POSCO Chemical社、北米にEVバッテリー向け正極材製造工場の建設計画を公表参照)。

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