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2023年6月7日 バンクーバー 佐藤すみれ

パナマ:Cerro Quema金プロジェクト開発に係る環境影響評価が承認も、市民団体は不支持を表明

 2023年6月4日付け報道によれば、環境省は加Orla Mining社が保有するCerro Quema金プロジェクト開発に係る環境影響評価を承認したものの、環境活動家らはこれを不支持とする声明を発出し、翌5日に環境省前にて抗議活動を実施した。
 同プロジェクトの環境影響評価認可はこれまで約8年もの間停滞していたが、環境省は2023年5月25日付けでこれを承認した。プロジェクトの開発面積は480haで、露天掘り鉱山と粗鉱処理能力10千t/日の処理施設等の建設が計画されている。
 非政府組織の環境アドボカシーセンター(CIAM)は、金抽出に使用されるシアン化物が周辺地域の農業や畜産業に悪影響を及ぼす可能性を主張したほか、環境影響評価が陳腐化した情報とともに約8年かけ承認された点を指摘した。また、環境活動家らは共同声明の中で、現在国が政治的・選挙的課題や気候変動といった問題に直面している中で今回の承認が行われ、政府の狙いはこれらの問題から国民の目を逸らすことであると主張した。

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