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ペルー:環境大臣、鉱業セクターにおける環境許認可審査スピード向上の取り組み等についてコメント
2023年5月31日付け現地報道によると、Ruiz環境大臣は、鉱業セクターに対する監査や環境許認可審査について以下のとおり表明した:
(監査)
- 2023年は、鉱山企業が環境影響調査の中で定める環境関連事項だけでなく、社会的責任の履行状況についても監査を実施する計画である。社会的責任の履行は社会争議の防止につながると考えている。
- 全ての環境基準を履行している鉱山企業のランキングを公表する予定である。
(鉱業許認可審査)
- 環境省や持続可能環境投資許可庁(SENACE)、エネルギー鉱山省、水資源庁(ANA)等、許認可に関与する複数の省庁が参加する作業チームが最初に特定したのは、ANAをはじめとする(環境影響調査の審査プロセスにおける)意見参照機関の審査・回答に時間が掛かりすぎていること、その要因はこれら機関の人材・予算不足であることだ。この点については、経済財務省が既に各機関でどのような専門人材が不足しているかを特定の上で必要予算を確保済みである。これら機関の作業スピード向上による審査期間の履行を目指しており、既に成果が現れ始めている。
- COVID-19パンデミック期間中、技術根拠報告書(ITS)における市民参加プロセスが追加されたが、ITSは環境影響調査の軽微な変更を目的とすること、市民参加プロセスは元の調査で一度実施済みであることから、(新たに追加された)プロセスは削除可能と考えている。
- 環境影響調査を実施・作成するコンサルタントの質に問題があり審査遅延の要因となることもある。内容の不備により30回以上追加情報が提出されたケースがある。鉱山企業には適切なコンサルタントを選ぶ責任がある。
- 環境省もコンサルタントの管理登録等を実施しているが、今後は環境調査基準を履行する業者のリストを作成し、不履行の業者には何らかの処分を適用するなど管理を強化する方針である。


