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加:記録的な山火事による鉱業への影響
2023年6月7日付け業界紙は、記録的な山火事がQC州における鉱山操業ならびに探鉱活動に及ぼしている影響について報じた。カナダ全土ではこれまでに3.3百万haが焼失し、少なくとも100千人に避難指示が出されているという。
QC州では複数の鉱山会社が操業停止ないしは抑制を迫られている。天然資源・森林省の通達に基づく道路交通規制の影響を受けて、米Hecla Mining社は2023年6月6日付けでCasa Berardi金鉱山の操業を停止した。加Agnico Eagle Mines社は同月2日に複数のサイトにおけるシフトを取り止め、現在は通常操業を継続しているものの状況を注視するとしている。加Eldorado Gold社は坑内掘りスタッフの安全を確保するため同月2~6日にかけてLamaque金鉱山の夜間シフトを休止したが、金生産量への深刻な影響は無いとコメントしている。加Osisko Mining社は、Windfall Lake金プロジェクトのキャンプサイトからスタッフを退避させた。John Burzynski CEOは業界紙のインタビューに対し、これほどまでに広範な山火事は経験したことが無く、かつ山火事シーズンの開始も異常に早いと述べている。
加連邦政府は、継続的な乾燥と長期にわたる温暖化により、2023年の山火事シーズンを通してカナダの大半の地域で山火事が継続する可能性が通常よりも高いと予測している。


