ドイツ：重要原材料確保のための2b€規模の国家ファンドを計画

　2023年4月24日付けのメディア情報によると、独政府は、原材料アクセスの確保と中国依存の軽減を目指し、国のグリーントランジションにとって重要な原材料の採掘を支援する最大2b€規模の国家ファンド（state fund）の設立を計画している。合意されれば2024年開始の可能性があり、1～2b€のファンドが用意される。シンクタンクDIW Berlin社の調査によれば、ドイツは重要なコモディティの90％超を輸入に依存しており、中国が多くの重要材の供給で主導権を握っている。