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2023年7月3日 サンティアゴ 兵土大輔

ブラジル:脱炭素化に向けた自動車部門の動向と対策

 2023年6月24日付け地元メディアは、ブラジル自動車部門の脱炭素化に向けた動向と対策について報じた。Bright Consulting社が行った調査によると、2030年にブラジルの自動車販売台数に占める電気自動車(EV)の比率は7.4%に留まるとみられ(世界全体のEV平均導入率は37.2%と予測)、EVが一般化するには10年単位の時間を要すると予測される。一方、エタノールやバイオディーゼルといった持続可能な燃料を中心に、エタノールを使用できるフレックス燃料ハイブリッド車(HEV)等のローカル・ソリューションで脱炭素化を図っていくものとみられている。トラックやバス分野では動力源としてガス、バイオディーゼル、バイオメタンの導入が進むと思われるが、EVの生産も既にスタートしている。ブラジル政府は2021年に開催された国連気候会議(COP26)で2030年までにGHG排出量を半減することを約束したが、Bright Consulting社の見立てでは、ブラジルはEVの割合が少なくてもCOP26で約束したGHG削減目標を他の多くの国よりも先に達成することができるとみている。コンサルタント会社のBCG社も、ブラジルの自動車市場の電動化には時間を要するが、複数の自動車メーカーが既にHEVを国内で生産しており、脱炭素化の目標達成に寄与するものとみている。

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