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メキシコ:2022年鉱業生産額は対前年比5.3%減少、墨鉱業会議所による報告と23年度の見通し
メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)が2023年7月3日に発表した年間報告書によれば、2022年の鉱業生産額は対前年比5.3%減少し15,751mUS$となった。主な要因として、ロシアによるウクライナ侵攻や金属価格の低下、鉱業部門の競争力に影響を及ぼす内部状況が挙げられた。対前年比で生産額が最も減少したのは非鉄金属で8.2%減、次いで貴金属が6.6%減となった。
同年の鉱業投資額については、対前年比9.5%増加し総額5,265mUS$となった。しかしながら、CAMIMEXによる予想額5,539mUS$には達せず、報告書では、新規鉱業権付与の凍結や、環境面をはじめとする各種許認可取得の遅れが原因と指摘された。一方で、鉱業部門に対する外国直接投資額(FDI)は2021年の2,812mUSDから71.2%減少し、810mUS$との結果であった。
2023年の見通しに関し、5月の鉱業法改正により投資不確実性が高まっている一方で、CAMIMEXは投資額予測に関して、2022年とほぼ同程度の5,210.6mUS$、うち探鉱投資額は対前年比4.8%減少し544.4mUS$と試算している。しかしながら、FDIについては見通し額を発表していないものの、鉱業法改正以降投資家の間で不安が高まっていることから楽観視はできないとの見解が示された。


