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2023年7月14日 シドニー Whatmore康子

豪:QLD州自由国民党Crisafulli党首、豪連邦自由党Dutton党首の「石炭火力発電所の跡地における原子力発電所の建設」という構想に否定的

 2023年7月10日付けの地元メディアによると、QLD州自由国民党のDavid Crisafulli党首は、同党の党員であり豪連邦自由党の党首でもあるPeter Dutton議員の提案する「石炭火力発電所が閉鎖された後の跡地に原子力発電所を建設して操業する」という構想に否定的であるとされている。Dutton議員はこの構想において「豪州では2050年までに温室効果ガス(GHG)排出を正味ゼロとするために石炭やガスの火力発電所は今後段階的に閉鎖されるが、これらの発電所に替わる電源を確保するには再生可能エネルギーだけでは十分でないとされるため、原子力発電所の建設が推奨される。原子力発電は、GHG排出ゼロであり、現在は安全性や費用効果の高い小型モジュール炉(SMR)も存在する」という意見を表明している。一方、Crisafulli党首はこの構想について、「豪連邦政府の与党である労働党と、自由党及び国民党の連立による最大野党の両方が賛同しない限り、(原子力発電への)投資が生じないと考えられるため、実現は不可能である」と述べたとされている。労働党は現在、この構想について豪連邦Chris Bowenエネルギー・気候変動担当大臣が「費用が高過ぎる」と述べるなど、強い反対の姿勢を示している。

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