閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2023年7月21日 リマ 初谷和則

ボリビア:リチウム公社、Empexa、Chiguana、Cachi Laguna、Cañapa、Capina塩湖で埋蔵量調査を実施

 2023年7月10日付け現地報道によると、ボリビアリチウム公社(YLB)のRamos総裁は、Potosí県のEmpexa塩湖、Chiguana塩湖、Cachi Laguna塩湖、その他2か所が2023年、YLB地質管理局によって埋蔵量調査がされる予定で、このため10mBOB(ボリビアーノ:約1.44mUS$)の予算が確保されていると述べた。同総裁によれば、これらの塩湖にはリチウムやその他蒸発資源の埋蔵の可能性がある。
 さらに総裁は、Pastos Grandes塩湖(Potosí県)で追加の掘削が2023年中に行われる予定となっていること、Pastos Grandes塩湖とCoipasa塩湖(Oruro県)の埋蔵量調査の結果は、現在閣議に提出された段階にあり、この結果は近日中に発表されることを説明した。
 また2023年7月12日付け炭化水素エネルギー省の発表によると、調査対象にはPotosí県のCañapa塩湖、Capina塩湖も含まれている。同省のMayta副大臣は、2023~2025年に63孔のボーリングが実施されること、これら塩湖の調査結果が入手されれば、調査対象が他の塩湖も加わり計32か所になることなどを述べた。

ページトップへ