閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2023年8月1日 ロンドン 平田哲人

オーストリア:豪European Lithium社、Wolfsbergプロジェクト開発の追加資金を確保

 2023年7月6日付けのプレスリリース等によると、豪European Lithium社はルクセンブルクの投資ファンドGEM Global Yield Fundと最大125mUS$の株式引受契約を締結した。この資金はオーストリアWolfsbergリチウムプロジェクトの開発資金に使用予定である。European Lithium社の完全子会社であるオーストリアECM Lithium AT(ECM)社は、2022年に、米Sizzle社へECM社が保有するWolfsbergプロジェクトの権益を売却し、新たに設立されたリチウム探査・開発会社Critical Metals社を通じてSizzle社との合併を発表している。取引が完了するとCritical Metals社はNASDAQに上場され、European Lithium社には、約80%に当たる750mUS$相当の新株が発行される。
 同社はウジアラビアに拠点を置くObeikan Investment Groupからも追加資金を確保しており、同社のTony Sage CEOは、「サウジアラビアに拠点を置くObeikan Investment Groupとの最近の取引を通じて確保された追加資金と合わせて、当社とCritical Metals社はWolfsbergプロジェクトで予想される設備投資総額の約65%を確保した。これにより、欧州におけるグリーンエネルギー移行のためのリチウム・スポジュメンの最初の現地生産企業になるという我々の目標に近づくことができる」と述べた。
 同プロジェクトのDFSでは、約15年のマインライフにおける水酸化リチウム水和物(LHM)の生産量8,800t/年を維持するためには、873~100US$の資本投資が必要であり、副産物クレジットを含む操業コストは19,409US$/tと推定されている。

ページトップへ