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鉱種:
鉄鉱石 その他
2023年8月14日 シドニー Whatmore康子

豪:WA州政府、先住民遺産に関する新法「Aboriginal Cultural Heritage Act 2021」を廃止、旧法「Aboriginal Heritage Act 1972」を再び施行すると表明

 2023年8月8日付の政府メディアリリースで、WA州は2023年7月1日に施行した同州先住民遺産に関する新法「Aboriginal Cultural Heritage (ACH)Act 2021」を廃止し、以前施行されていた旧法「Aboriginal Heritage (AH)Act 1972」を修正後に再び施行すると発表した。同政府はこの理由を、修正後のAH法が土地保有者により公平で負担が少ないことなどを挙げている。同政府は、AH法の修正に、「鉱業企業などが、先住民遺跡における免責条件を定めるAH法第18条に基づき操業を認可された場合、当該先住民遺跡に関して生じる新たな情報の全てをWA州政府の担当大臣に報告する義務を、当該企業に課す」、「WA州政府が同条に基づき下した決定に関しては、当該の土地利用者と先住権原保有者が同等の権利を有する」などの内容を盛り込む。同政府は特に前者(新情報を報告する義務)に関して、2020年5月にRio Tintoが同州Brockman 4鉄鉱石鉱山で先住民遺跡を破壊した事例を鑑み、同様の出来事を防止するためにも重要であるとしている。同政府は、一般ワークショップや学習会合、利害関係者との協議に基づき修正法案「Aboriginal Heritage Legislation Amendment and Repeal Bill 2023」を策定し、同州議会に提出する。

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