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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ジスプロシウム ツリウム テルビウム ホルミウム ルテチウム イッテルビウム エルビウム レアアース/希土類 リチウム
2023年8月23日 サンティアゴ 兵土大輔

ブラジル:豪Meteoric Resources NL社、Caldeiraレアアースプロジェクトに1.2bBRLの投資を発表

 2023年8月15日付けの地元メディアは、豪Meteoric Resources NL社がPoços de Caldas市(Minas Gerais州)でレアアース(希土類)のイオン粘土の採掘に1.2bBRL(ブラジルレアル)を投資すると報じた。このCaldeiraプロジェクトは51の採掘工程を含み、24~36か月以内の生産を予定しており、400百万tのイオン粘土の生産を見込んでいる。10年以上にわたり同地域に埋蔵されているレアアースの研究を行うプロジェクトパートナーのTogni社によると、イオン粘土には重希土類元素であるジスプロシウム、エルビウム、ホルミウム、イッテルビウム、ルテチウム、テルビウム、ツリウムを含み、風力タービンや太陽電池などの再生可能エネルギー生成装置、長寿命バッテリー、石油精製用触媒、医療機器、磁石、さらには宇宙ロケット用部品の製造に使用できるという。Minas Gerais州経済開発局(Sede)の投資機関であるInvest Minasによると、このプロジェクトによって同州はリチウムと同様、この種の鉱物の世界最大級の生産国になる可能性があるという。同州のJequitinhonhaバレーでは、2023年4月から加Sigma Lithium社がリチウムの採掘を開始し、同年7月にはこの地域で産出されたリチウムを中国に初めて輸出している。同じく加Lithium Ionic社傘下のMG LIT社は同バレーでのリチウム探査に750mBRLを投資し、2025年からの操業を予定している。同バレーでは他にも、伯Companhia Brasileira de Lítio(CBL)社、米Atlas Lithium社、豪Latin Resources社もリチウムプロジェクトを進めている。

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