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豪:International Graphite社、WA州Collieにおける電池負極材向け微粉状グラファイトの工場建設計画が製造実証の段階に進捗へ
2023年8月24日付けの地元メディアによると、豪International Graphite社がWA州Collieで進める電池負極材向け微粉状グラファイト工場の建設計画が製造実証の段階となった。同計画は、同社がCollieの東450kmのエリアで進めるSpringdaleグラファイトプロジェクトで生産されるグラファイト精鉱(グラファイト含有率95%及び99%)から、ミクロン単位の微粉状グラファイト(純度95%及び99%)を4千t/年製造するものである。同社は同計画における製造実証に関して、このほど実証プラントを建設及び操業する認可をWA州政府から取得しており、同プラントにおいては商業向け微粉状グラファイトを100~200t/年製造し、これらの微粉状グラファイトの品質や製造過程に関する実証を行う。同実証プラントは、2023年末ごろから操業が開始される予定である。