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- 鉱種:
- リチウム
ボリビア:3者のリチウム直接抽出事業により、炭酸リチウムを計100千t/年生産見込み
2023年1~8月の現地報道、政府や露Uranium One Group社の発表によると、ボリビアリチウム公社(YLB)が外国企業3者それぞれと協定を締結したリチウム直接抽出(EDL)事業は以下のとおりまとめられる:
- 中国コンソーシアムCBC(CATL BRUNP & CMOC):2023年1月に合意、1,400mUS$の投資により、Uyuni塩湖(Potosí県)とCoipasa塩湖(Oruro県)にプラントを設置。炭酸リチウムを各プラントで25千t/年生産予定。
- 中CITIC Guoan社:2023年6月に合意、857mUS$の投資によりUyuni塩湖にプラントを設置。炭酸リチウムを25千t/年生産予定。
- 露Uranium One Group:2023年6月に合意、最大1,000mUS$の投資によりPastos Grandes塩湖(Potosí県)にプラントを設置。吸着剤「AXIONITTM Li-sorb」を利用。炭酸リチウムを25千t/年生産予定。
なお、Uyuni塩湖での蒸発法による炭酸リチウム生産は、操業中のパイロットプラントでは700t/年、立ち上げ中の産業プラントでは2,300t/年が予定されている。