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ニュース・フラッシュ

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2023年10月3日 バンクーバー 武市知子

加:BC州最高裁、同州の鉱区申請制度は先住民族の権利を侵害しているとの判決

 2023年9月26日付けの現地報道によると、BC州最高裁判所は同州の鉱区申請制度が違憲との判決を下した(2022年12月20日付 ニュース・フラッシュ:ファーストネーション、BC州の鉱区申請制度をめぐり提訴参照)。現行の制度では、州政府のウェブサイトを通じて自動的に鉱区を登録できる。だがこれは先住民族の権利を侵害しているとし、伝統的領土において鉱区の申請が行われる場合、その先住民族コミュニティとの協議を保証する制度に変更するようBC州政府に命じた。裁判所は、同州政府が制度を変更するため1年半の猶予期間を設けたものの、現在すでに承認されている鉱区には影響しないとしている。
 BC州政府を訴えていたファーストネーションのGitxaała族とEhattesaht族は、州内の先住民にとって大きな勝利であると歓迎している。鉱業団体のAssociation for Mineral Explorationは現行制度が違憲との判決を下されたものの、18か月という猶予期間が設定されたことで、鉱物資源保有法(Mineral Tenure Act)の近代化を進めながら鉱業界における将来的な予見性が確保されたとして今回の判決を歓迎している。

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