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2023年11月1日 サンティアゴ 兵土大輔

ブラジル:鉱業協会、鉱山からのCO2排出削減プロジェクトを開始

 2023年10月27日付け地元メディアは、ブラジル鉱業協会(IBRAM)が鉱物セクターの脱炭素化プロジェクトを開始したと報じた。鉱業セクターの産業プロセスにおけるCO2排出源を特定し大気への排出を緩和または削減することを目的としたこのプロジェクトに対し、米Alcoa社、Anglo American、CBMM社、Gerdau社、Hydro社、米Kinross社、加Lundin Mining社、MRN社、Samarco社、Nexa社及びValeの11社が既に参加を表明しており、プロジェクトへの参加企業は15社に達するとみられている。IBRAMによると、同協会に加盟していない企業もプロジェクトへの参加は可能だとしている。ブラジルの鉱業を脱炭素化するこのプロジェクトは、IBRAMと在ブラジル英国領事館、そして鉱業セクターのイノベーション・イニシアティブのMining Hubが協力して行い、12か月間にわたり各鉱山会社のGHG排出に関する現状調査が行われる。脱炭素化への取り組みが遅れた企業に対しては、コンサルタント・パートナーが進展に向けたアクションを実施する。さらに、大気中に最も多く放出している採掘プロセスの発生源を分析し、化石燃料から再生可能燃料への転換やグリーン水素の利用など、技術的な代替案も検討することでCO2排出量削減を図っていくという。

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