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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2023年11月6日 バンクーバー 佐藤佑美

パナマ:Cobre Panamá銅鉱山の新契約書承認を受け抗議活動が激化、国民投票へ

 2023年10月31日付け報道等によると、加First Quantum Minerals社の現地法人Minera Panamá社とパナマ政府が合意したCobre Panamá銅鉱山の鉱業コンセッション契約に係る新契約書が国民議会で承認され法制化されたことを受けて(2023年10月26日付 ニュース・フラッシュ:Cobre Panamá銅鉱山、新契約書を国会で承認参照)、Panamá市内では労働組合、教員組合、市民グループ等による抗議活動が断続的に発生しており、一部の暴徒化した参加者と治安当局との衝突にも至っている。このような状況を受けてLaurentino Cortizo大統領は、同契約書の取り消しにかかる国民投票を2023年12月17日に実施する方針を明らかにした。国民投票を実施するには議会の承認が必要となる。また政府は、今後同国における新規鉱業コンセッションの発給を禁止する法案も並行して提出している。
 First Quantum Minerals社によれば、Cobre Panamá銅鉱山はパナマのGDPの約5%に貢献し、生産物は輸出の4分の3を占め、直接及び間接的に40千人の雇用を創出している。同社はプレスリリースの中で、「Cobre Panamá銅鉱山の将来についてパナマ国民と建設的な対話を行う機会を歓迎する」とコメントしている。

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