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豪:Fortescue社、WA州Uaroo再生可能エネルギーハブ建設計画を中止
2023年11月5日付けの地元メディアによると、豪Fortescue Metals社が、子会社の豪Pilbara Energy社を通じてWA州Uarooで実施する再生可能エネルギーハブ建設計画を中止した。同計画は、Fortescue社がWA州Pilbara地域で行う鉄鉱石事業などの鉱業活動で使用する電源として、Fortescue社のEliwana鉄鉱石鉱山から西170kmのエリアに最大340基の風力タービンと太陽光発電施設で構成される最大出力5.4GWの再生可能エネルギーハブを建設するものである。Pilbara Energy社は2022年2月に同計画の認可をWA州環境保護局(EPA)に申請したが、2023年10月にこの申請を取り下げた。同社は計画中止について、同計画が同社の鉱山操業における脱炭素化に必ずしも必要なポートフォリオではなくなったことがあるとしている。その一方で、同社の操業するWA州Iron Bridge磁鉄鉱鉱山に近接するNorth Star Junctionで、同鉱山の電源として開発を進める100MW規模の太陽光発電施設建設計画が完了間近であるとしている。
