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- レアアース/希土類
英:加Mkango社、商業規模のリサイクルレアアース磁石の生産計画を発表
2023年12月12日付けのプレスリリースによると、加Mkango社は英BirminghamのTyseley Energy ParkにてShort-loopリサイクルレアアース磁石の商業生産を2024年半ばを目標に開始し、初期処理量20t/年から最終的には1千t/年まで拡大する目標を掲げていることを発表した。同社株79.4%を保有する加Maginito社の子会社、英HyProMag社とBirmingham大学により同磁石は生産され、同大学により開発されたHPMS技術(Hydrogen Processing of Magnet Scrap、マグネットスクラップの水素処理技術)は、現在HyProMag社によって商業化され独占ライセンスが有されている。HyProMag社は鉱物安全保障パートナーシップ(MSP)の主要プロジェクトの1つとして支援対象に選ばれており、このTyseleyの開発プロジェクトは2024年に計画されているHyProMag GmbHによる磁石リサイクル製造の開発や、2025~26年に予定されている米国でのmultispoke-and-hub事業の基礎形成となるとされている。


