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2024年2月6日 リマ 初谷和則

ペルー:南アGold Fields社、ペルー国内外での探査推進を計画

 2024年1月18日、ペルー鉱業技師協会(IIMP)で講演した南アGold Fields社のRivera米州担当副社長は、同社がCerro Corona金・銅鉱山(Cajamarca州)の安定操業を続ける中、ペルー国内外での探鉱活動を強化する方針を明らかにした。
 同社がMoquegua州に保有する多くの鉱区では、地質モデルからチリ北部と類似する高硫化型の鉱床であることが示されており、チリ北部のEl IndioやMaricunga等の鉱山からペルーのMoquegua州やPuno州まで伸びる金鉱床である可能性があるとし、2024年内に試錐を目的とする環境影響申告(DIA)の承認取得を目指す方針を明らかにした。
 また、同社の探鉱予算は20mUS$だが役員会の承認により増額も可能であると説明し、Ancash州においても加Chakana Copper社と共にSoledad銅・金プロジェクトを進めているほか、Cerro Corona金・銅鉱山周辺でも探鉱に取り組んでいると述べた。
 さらに、同社は2023年に未進出の南米各国の鉱業ポテンシャルを分析し、ブラジルBahia州とアルゼンチンにおける案件評価を行った結果、2024年に地質技師を現地派遣する旨明らかにした。このうちブラジルについては政治的な波はありつつも地質ポテンシャルや法的安定性が存在する一方で、アルゼンチンは外貨送金や資金の扱いについて制限が大きい等の懸念があるが、州によっては鉱業を推進しており、Rio Tinto、Glencore、Newmont等の代表的な鉱山企業が活動していると述べた。

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