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豪:連邦政府、クリティカルミネラルの官学研究開発ハブ「Critical Minerals Research and Development Hub」に21.8mA$を拠出へ
2024年1月8日付けのメディアリリースで豪連邦政府は、同政府が2022年10月に設立したクリティカルミネラルの官学研究開発ハブ「Critical Minerals Research and Development Hub」に21.8mA$を拠出することを明らかにした。同ハブは、豪州地質調査所(Geoscience Australia)、豪連邦科学産業研究機構(CSIRO)、豪州原子力科学技術機構(ANSTO)で構成され、クリティカルミネラルに関する技術的な課題への取り組みや国際的な研究開発の支援を行うもので、同政府は2022/23年度の予算案において、同ハブに対し4年間で総額50.5mA$を割り当てるとしている。同政府は、今回の拠出額のうち、13.9mA$はANSTOに、5.2mA$はCSIROに、2.7mA$はGeoscience Australiaに割り当てられ、それぞれ、低品位のレアアース鉱床の発見及びこれらの鉱床におけるレアアース鉱物の抽出や選鉱方法を向上させるプロジェクト、高純度のレアアース金属やレアアース物質を生産する下流産業を支援する知的所有権及びノウハウの開発、ガリウム、ゲルマニウム、インジウムなどの国内産業を開発する機会のリサーチに利用されるとしている。
