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- クロム ニッケル
加:Canada Nickel社、ON州でニッケル処理施設及びステンレス鋼と合金の生産施設の建設を計画
2024年2月8日付けのプレスリリースによると、加Canada Nickel社は子会社のNetZero Metals社がON州にニッケル処理施設及びステンレス鋼と合金の生産施設を開発する意向であることを発表した。現在、建設地を選定している。同社がON州で進めるCrawfordニッケルプロジェクトの尾鉱に両施設から排出される全ての炭素を貯蔵し、ゼロカーボンのニッケル及びステンレス鋼と合金を生産する予定である。
ニッケル処理施設のキャパシティは80千t/年以上と、北米最大のニッケル処理施設になる見込みで、他社のフィードストックを活用して2027年初めまでに生産を開始する予定である。また同社がON州で進めるCrawfordニッケルプロジェクトの稼働及び生産拡大に伴い、施設を拡張する見込みである。
ステンレス鋼と合金の生産施設では、ON州Crawfordニッケルプロジェクト及び他社のフィードのニッケルクロム(NiCr)磁鉄鉱精鉱から、500千t/年以上の304ステンレス鋼を含む百万t以上の合金製品を生産する予定である。またニッケル処理施設同様、Crawfordニッケルプロジェクトに合わせて拡張し、カナダ最大のステンレス鋼生産施設になる見込みである。生産開始は2027年後半を予定している。
現地報道によると、昨今のニッケル価格の下落を受けて大手ニッケル生産企業はコスト削減と生産の縮小を行っているが、同社CEOは今後10年間において北米でのニッケル需要量が2~3倍に増加すると予想、また北米で責任ある方法で生産されたクリーンなニッケルが求められると考えている。


