ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅 グラファイト コバルト ニッケル マンガン リチウム
加:Electra Battery Material社、硫酸コバルト精錬所の建設のため連邦政府より5mC$の補助金を受ける
2024年2月9日付けのプレスリリースによると、Electra Battery Material社は北米初の硫酸コバルト精錬所の建設において連邦政府より5mC$の資金援助を受けた。同施設はON州Temiskaming Shoresに位置し、世界の供給量5%に相当する、電気自動車(EV)に必要なバッテリー品位のコバルトを生産する予定である。今回の補助金は、Federal Economic Development Initiative for Northern Ontario(FedNor)の枠組みのもとで提供される。
同精製所はフル稼働時にはEV 1.5百万台/年に必要なコバルトを生産できる予定である。また同社は、2023年7月に韓LG Energy Solution社とのコバルト供給契約の期間を延期・延長するとともに契約供給量を増加することを発表(2023年7月26日付 ニュース・フラッシュ:Electra Battery Materials社、韓LG Energy Solution社とのコバルト供給契約の期間を延期・延長するとともに契約供給量を増加参照)、2025年から硫酸コバルトに含まれるコバルト19千tを供給する予定である。なおこれは、同社の年間生産量の最大80%に相当すると考えられている。
同社は硫酸コバルトや硫酸ニッケルなどの重要鉱物の生産と、リサイクル済みリチウムイオン電池(LIB)から回収されたリチウムやニッケル、コバルト、マンガン、グラファイト、銅などの付加価値の高い鉱物であるブラックマスの処理を統合した、北米初の精製コンプレックスの設立を目指している(2023年1月6日付 ニュース・フラッシュ:Electra Battery Materials社、ON州にてリチウムイオン電池リサイクル実証プラントを立ち上げ参照)。同社は2023年に同コンプレックスにおいて、工場規模でバッテリーをリサイクルする試験を実施し、ブラックマス40t以上を処理して高品質のニッケルやコバルト、リチウム製品を生産した。


