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ニュース・フラッシュ

鉱種:
フッ素/蛍石 亜鉛
2024年3月1日 バンクーバー 佐藤佑美

メキシコ:2023年の鉱業生産量は対前年比4.9%減、鉱種別でも軒並み減少

 国立統計地理情報院(INEGI)の統計によれば、メキシコにおける2023年の鉱業生産量は対前年比4.9%減となった。鉱種別の対前年比では、石膏および一般石炭(コークス使用外)のみが微増の一方で、コークス28.9%減、硫黄11.6%減、亜鉛10.2%減、鉛9.5%減、鉄ペレット6.9%減、金6.8%減、銀5.0%減、銅2.4%減、蛍石1.2%減と軒並み減少した。
 Peñasquito多金属鉱山における4か月間の労働ストライキや鉄鋼メーカーのAltos Hornos de México(Ahmsa)社の経営難等を背景に、2023年の鉱業生産指数は対前年比で2%の落ち込みとなった。
 鉱業関連サービス業指数は対前年比1.7%増となったが、これは主に石油・ガス分野に牽引されたものであり、依然として現政権下では新規鉱業権の発給が凍結され、2023年の鉱業改革によってメキシコ地質サービス庁(SGM)に独占的探鉱権が与えられたことから、鉱業関連サービス需要は深刻な打撃を受けているという。
 また、2024年2月に国会に提出された露天掘り採掘コンセッション付与の禁止を含む20の憲法及び法律改正案(2024年2月9日付 ニュース・フラッシュ:AMLO政権、露天掘り採掘コンセッション付与の禁止を含む20の憲法・法律改正案を国会に提出参照)が承認された場合、メキシコ国内の金属採掘において新たな障害が発生する可能性がある。

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