閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
グラファイト
2024年5月10日 シドニー Whatmore康子

豪:International Graphite社、WA州Collieの電池負極材向け微粉状グラファイト工場の建設計画でWA州政府から6.5mA$の助成金を受給へ

 2024年4月22日付けの地元メディアによると、豪International Graphite社は、WA州Collieで進める電池負極材向け微粉状グラファイト工場の建設計画(2023年8月31日付 ニュース・フラッシュ:International Graphite社、WA州Collieにおける電池負極材向け微粉状グラファイトの工場建設計画が製造実証の段階に進捗へ参照)において、WA州政府から6.5mA$の助成金を受給することを明らかにした。この助成金は、WA州の電源が2030年までに石炭火力発電から再生可能エネルギーへと移行する中、同州の主要石炭生産地であるCollieの経済性持続を支援するために同政府が2022年に設けた200A$枠の助成制度「Collie Industrial Transition Fund(CITF)」から支出される。同社は、今回受給するこの助成金のうち、4.5mA$を同工場の立ち上げに、2mA$を同工場で製造される微粉状グラファイトから電池負極材料を製造する施設を建設するためのFSに使用するという。同社は同工場の建設計画においては、2022年10月にもWA州政府のCollie経済を支援する助成制度「Collie Futures Fund」から2mA$の助成金を受給している。

ページトップへ