豪：米Newmont社、WA州Telfer金鉱山で廃滓貯蔵施設の不具合により選鉱施設が操業停止に

　2024年5月6日付けの地元メディアによると、米Newmont社は、WA州Telfer金鉱山で廃滓貯蔵施設（TSF）に不具合が再び生じており、この不具合が修正されるまで選鉱施設の操業を停止するよう、労働保安局WorkSafe WAから命じられた。同鉱山は現在8基あるTSFのうちTSF 7とTSF 8のみが使用されているが、TSF 7は内部浸食により廃滓が漏出したことで同局から選鉱施設の操業停止が2024年2月に命じられたばかりであった。今回の不具合は、TSF 7とTSF 8の間に設けられた壁が不安定となったことなどである。同社は、2024年2月に同鉱山を非中核資産として売却することを表明している。