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2024年5月15日 シドニー Whatmore康子

豪:WA州政府議会、天然水素の探査や炭素回収貯留を可能とする修正法案「Petroleum Legislation Amendment Bill 2023」を可決

 2024年5月8日のメディアリリースで、WA州政府は、天然水素の探査や炭素回収貯留(CCS)、及び温室効果ガス(GHG)の輸送を可能とする修正法案「Petroleum Legislation Amendment Bill 2023」を両院で可決した。同法案は、WA州石油及び地熱エネルギー法「Petroleum and Geothermal Energy Resources Act 1967」、WA州石油法「Petroleum (Submerged Lands) Act 1982」、WA州石油パイプライン法「Petroleum Pipelines Act 1969」を修正するもので、2023年11月29日に議会に提出されていた。同政府はCCSに関し、「世界中の産業で脱炭素に用いられるメカニズムであり、GHG排出実質ゼロが達成されるためにも我が政府が全面的に支持する戦略である」としている。

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