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ペルー:ペルー、Fraser Instituteレポートで探鉱投資魅力度が低下
Fraser Instituteが86エリア(国・州)で活動する探鉱会社や関連企業の2,045社を対象に2023~2024年にかけて実施したアンケートによれば、ペルーの探鉱投資魅力度は59位/89エリアとなり、前年度34位/62エリアから相対的地位を低下させた。その他中南米諸国の探鉱投資魅力度はエクアドル64位(前年度27位)、チリ38位(同35位)、コロンビア71位(同36位)、メキシコ74位(同37位)であった。
またペルーの鉱業政策指数は61位/86エリアで、チリ(49位)やブラジル(43位)を下回った。回答者からは許認可の遅れや政治・地域的な反鉱業運動、社会争議の対応ミスによる鉱業イメージ悪化等が指摘された。鉱物ポテンシャル指数は42位/58エリアであった。
本結果についてペルー鉱業技師協会(IIMP)のGarayダイレクターは、政治的な混乱や(煩雑な)探鉱許認可を反映するものだと述べた。同様にEl Brocal社のGalvez理事は、過剰な許認可に加えて違法鉱業の台頭が招いたものだと意見した。
