閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
グラファイト
2024年7月9日 シドニー Whatmore康子

豪:iTech Minerals社、SA州Eyre PeninsulaグラファイトプロジェクトにおいてLacroma鉱床のグラファイト鉱石から純度94%の精鉱を試験的に生産

 2024年7月3日付けの地元メディアによると、豪iTech Minerals社は、SA州Eyre Peninsulaグラファイトプロジェクト(Campoonaグラファイトプロジェクトから改名)において、同州Lacroma鉱床で採掘したグラファイト鉱石を材料とする精鉱の大量浮遊選鉱を実証するための試験的生産を行い、総黒鉛炭素(Total Graphitic Carbon:TGC)が最大94%の精鉱を3.4kg生産した。同社は、化学的な技術や熱処理などを使用せずに従来型の方法にもかかわらず高TGCの精鉱が生産されたという結果により、同プロジェクトの選鉱コストが低く抑えられる可能性が生じたとしている。同社は同プロジェクトにおいては、Lacroma鉱床やCampoona鉱床でグラファイト鉱石を採掘し、これらの鉱石から球状グラファイトやグラフェンを製造する計画を進めており、2022年7月にはCampoona鉱床の鉱石を材料にTGC最大94%のフレークグラファイトを試験的に製造した。同社は、Lacroma鉱床産の鉱石に関しては、今後、リチウムイオン電池(LIB)負極の材料となる球状グラファイトの試験的製造を実施する。

ページトップへ