パナマ：政府、Cobre Panamá銅鉱山の環境影響を加First Quantum社と数か月以内に協議

　2024年7月17日、Javier Martinez-Acha Vasquezパナマ外相は、操業停止中のCobre Panamá銅鉱山について、First Quantum社と話し合いの機会を持つことになるだろう、とコメントした。また、米Washingtonで開催された米州評議会のインタビューにおいては、「環境保護の観点から、Cobre Panamá銅鉱山について今後数か月のうちに対処しなければならない。具体的に何か月とは言えないが、責任を持ってカナダ側と対話するつもりだ」と回答している。
　同月1日に就任したJosé Raúl Mulino大統領は、同鉱山について、国際的な専門家による環境監査を指示すると演説した。政府としては、完全に閉鎖するためには一時的な再開が必要との考えがあり、監査結果を踏まえて、環境に配慮した閉鎖計画を検討する方針である。