エクアドル：El Domo-Curipamba銅・金プロジェクト、環境ライセンス取消を求める控訴を棄却

　2024年7月25日付け加Adventus Mining社の発表によると、El Domo-Curipamba銅・金プロジェクトに対して発給された環境ライセンスについて、人権団体の全世界人権委員会（CEDHU）が取り消しを求めて控訴を行ったが、Bolívar県Las Naves郡の地方裁判所は2024年7月23～24日に審議しこの控訴を棄却する裁定を下した。
　CEDHUは、Las Naves郡のBuenos AiresとBellavistaの2コミュニティの取水点がEl Domo–Curipambaプロジェクトの鉱区内に位置していたため環境ライセンス発給に際し事前協議を行う必要があったが、環境協議プロセスの対象から除外されたとし、それを不服としていた。
　今般裁判所は、環境・水・エコロジー転換省が環境ライセンスを発給するために実施した環境協議プロセスは法的要件に準拠していると結論付けた。Adventus Mining社は、本裁定によりプロジェクト開発を自由に続けることができるとコメントした。