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- ウラン
豪:連邦裁判所、Energy Resources Australia社のNT準州Jabilukaウランプロジェクトの採掘リース更新に対するNT準州の却下を差し止めとする仮処分
2024年8月9日付けの地元メディアによると、豪連邦裁判所は、NT準州政府が、Rio Tintoの子会社である豪Energy Resources Australia(ERA)社によるNT準州Jabilukaウランプロジェクトの採掘リース更新を却下した判断(2024年8月1日付 ニュース・フラッシュ:NT準州政府、Energy Resources of Australia社のJabilukaウランプロジェクトにおける採掘リース更新を却下参照)の差し止めを仮処分とした。ERA社は、2024年8月6日にこの却下に関して、NT準州政府、豪連邦政府及び同プロジェクトに反対する先住民団体「Jabiluka Land Trust」(同団体による反対が、連邦政府が助言を行ったことの背景の一つであったとされる)を相手取り、却下の司法審査及び却下を差し止めとする仮処分を同裁判所に申し立てていた。同社によると、同採掘リースの期限日は2024年8月11日であるが、今回の差し止めに基づき、同裁判所がERA社の申し立てに基づく審理を行う2024年8月19日まで有効となる。


