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ボリビア:Mutún製鉄コンビナート建設は最終段階、引き渡しは2024年9月予定
2024年8月22日付け鉱業冶金省のニュースリリース等によると、Santos鉱業冶金大臣は、2024年9月21~22日に開催されるSanta Cruz県の創立記念式典で、Mutún製鉄コンビナート(Complejo Siderúrgico del Mutún、Puerto Suárez市に位置)が正式に引き渡されると発表した。現在、同コンビナート建設の物理的進捗は最終段階にあり、同年末までに国内市場向けに鉄鋼を生産する予定である。
Mutún製鉄コンビナートは42haの敷地に、選鉱、ペレット化、直接還元、製鋼、圧延、発電、補助設備の7つのプラントが建設され、546mUS$の投資が行われている。このうち直接還元プラントの建設は2025年3年に完了する予定である。
これまでの調査によれば、Mutún鉄鉱山には鉄鉱石40,000百万t、マンガン10百万tの埋蔵があると推定され、世界最大級の鉄鉱山と考えられている。
また、Mutún製鉄会社がTrafigura社に1百万tの鉄鋼を供給する契約に、数日以内に署名する予定であることを明らかにした。


