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豪:BHPがSA州Olympic Damの銅製錬・精錬施設を拡張へ、2030年代半ばに精錬銅の生産量を最大650千t/年へと倍増する計画
2024年8月30日付けのメディアリリースで、BHPは、SA州Olympic Dam銅・ウラン鉱山で操業する銅製錬所及び銅精錬所を拡張し、2030年代半ばに同州における精錬銅生産量を最大650千t/年と、2023/24年度における322千t/年(精鉱中の銅含有量106.3千t/年+カソード銅215.7千t/年)から約2倍へと増加する計画を明らかにした。同社は、同計画については現在SA州政府が審査の手続きを開始したとしているほか、Phase 1の段階における最終投資決定を2026/27年度の上半期には下す予定である。また、同社は同計画における将来的な給鉱源としてOlympic Dam鉱山の南東65kmに位置する同州Oak Dam銅・金鉱床での探鉱を進めており、2024年8月にJORC規程準拠の予測鉱物資源量として134千万t(品位:Cu 0.66%、Au 0.33g/t)を計上した。