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豪・米:豪連邦輸出信用機関と米国輸出入銀行、豪州企業または米国企業のクリティカルミネラルプロジェクトを対象に一本化された窓口を設けると表明
2024年9月1日付けの地元メディアによると、豪連邦政府の輸出信用機関Export Finance Australia(EFA)と米国輸出入銀行(Export-Import Bank of the United States:EXIM)は、豪州企業または米国企業が権益を保有するクリティカルミネラルプロジェクトを対象に、同機関と同銀行の間で一本化された窓口(Single Point of Entry:SPE)を設けることを表明した。SPEの対象となるプロジェクトは、同信用機関、同銀行の両方からの融資を合理化されたプロセスで受けることが可能となる。同SPEの設置は、豪連邦政府と米国政府が2023年5月に調印した、クリーンエネルギーやクリティカルミネラルのサプライチェーンを促進し気候変動に対応する両国間協力協定「Climate, Critical Minerals and Clean Energy Transformation Compact」に基づくもので、両政府は2023年10月に米Washingtonで同協定のイニシアティブに関する会合を行った際にも、EFA-EXIM間でSPEを設けることについて話し合っていた。同メディアによると、EXIMが他金融機関との間でSPEを設けるのは今回が初めてである。


