ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- アンチモン
豪:Dart Mining社がVIC州に保有する鉱区のアンチモン有望地に関する見直しを完了、探鉱を拡大
2024年9月4日付けの地元メディアによると、豪Dart Mining社は、VIC州で保有する鉱区におけるアンチモン有望地に関する見直しをこのほど完了し、今後、同州におけるアンチモン探鉱を拡大する計画であることを明らかにした。同社が鉱区を保有する同州北東部Tallandoon Goldfieldsでは過去に複数のアンチモン鉱山が操業されていたことに基づいて現在もアンチモンが賦存する可能性が高く、同社が2020年にEllisで採取したサンプルからは品位:Sb 6.48%という結果が得られた。同社は、今回有望地に関する見直しを行った理由について、中国が2024年9月15日からアンチモンの輸出規制を行うことを背景にアンチモン価格が値上がりしていることがあるとしている。同社はTallandoon Goldfieldsにおける今後の探鉱活動においては、2024年10月には地図作成、岩石サンプルの採取と確認などを開始するほか、VIC州政府に申請中の探鉱区4区のうち金・アンチモンの旧鉱山に近接するELA008161の保有認可が得られる見通しである。


