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ボリビア:リチウム公社(YLB)、第2回国際公募は4者との交渉を優先
2024年9月2日付けボリビアリチウム公社(YLB)の発表によると、学際的委員会(comisión multidisciplinaria)は、蒸発資源回収技術開発の第2回国際公募で、技術成熟度で最も高いスコアを獲得した国際企業4社との交渉を優先して進めている。その4者は中CBCコンソーシアム(CATL BRUNP & CMOC)、伊Protecno社、仏Eramet社、豪Eau Lithium社であり、技術成熟度、財務的提案、技術パラメータ、プロジェクト実施期間において高いスコアを獲得した。
うち3者は実際の環境でシステムのテストをし、その動作が正常に機能することを確認しており、残る1者は完全で認定されたシステムを運用環境に用いている。
CBCは吸着法(método de adsorción)により残留かん水からリチウムを抽出するプロジェクトを提案した。Protecno社はプラント排水処理と近隣コミュニティへ供給する水や井戸水の処理を提案した。また、Eramet社とEau Lithium社は、井戸のかん水からのリチウム直接抽出(DLE)を提案した。