ブラジル：Minas Gerais州、過去5年間で130bBRLの鉱山投資を誘致

　2024年9月13日付け地元メディアは、2019年から現在までにMinas Gerais州が誘致した投資の約3分の1は鉱業部門からであると報じた。同州投資促進機関Invest MinasのJoão Paulo Braga CEOによると、現在までの5年間に同州は約444bBRL（ブラジルレアル）の民間投資を誘致し、そのうち130bBRLは鉱業セクターの企業からのもので、石灰石、肥料、エネルギー転換関連鉱物及び鉄鉱石など、さまざまな鉱業分野に投資が集まっているという。同州政府はBelo Horizonte市（Minas Gerais州）で開催されたEXPOSIBRAM 2024において、New Mining社の子会社Graph+社が2025～2028年の間に約200mBRLを投資し、Jequitinhonha渓谷のSanta Maria do Saltoで黒鉛を採掘すると発表した。4年後の操業開始を予定しているこの新事業により、2030年までに約300人の直接雇用が創出される見込みだという。