ボリビア：加New Pacific Metals社、Carangas銀プロジェクトのPEAを発表

　2024年10月1日、加New Pacific Metals社はCarangas銀プロジェクト（Oruro県）の予備的経済評価（PEA）の結果を発表した。同PEAは2023年9月に報告された鉱物資源推定量を基に作成されたものであり、税引後（5％）NPVは501mUS$、IRRは26％（仮定：銀24US$/oz、亜鉛1.25US$/lb、鉛0.95US$/lb）、マインライフは16年、初期CAPEXは324mUS$、回収期間は3.2年である。同社のWilliams CEOは、本プロジェクトは高収益で強固な経済性を持ち、豊富な銀鉱が地表近くに賦存しているとコメント、また、同プロジェクトは亜鉛精鉱も産出するため、その精鉱はボリビア政府がOruro県に建設を検討している亜鉛製錬所へ供給される可能性があることも指摘した。
　なお、同社は2024年6月にSilver Sand銀プロジェクト（Potosí県）のPFSの結果を発表しており、税引後（5％）NPVは740mUS$、IRRは37％（仮定：銀24US$/oz）、マインライフは13年、初期CAPEXは358mUS$、回収期間は1.9年である。